sarishaのブログ

40代で14歳年下の欧米人と子連れ再婚したわたし。
こどもはあきらめていたもののタイムリミット目前にして最後にあがいてみたくなりました。
息子を可愛がって愛しんでくれる夫にこどもを抱かせてあげたい一心で、嫁いだ外国から故郷の日本に体外受精の治療のための往来を一年間だけすることを決めました。

いつまで書けるのかわかりませんが、どのみち長くは続けられない不妊治療ですので最後まで書けたら…と思っています。

海をまたぐ不妊治療

人生で、不妊治療による卵育成をしたのは三回。

最後の一回は中盤までなかなか卵が大きくならなかったけれど、最終的には採卵できそうな育ちかたをしていた。結局は、クリニックの連休と卵が採卵に適する日が重なりリセットになったので、卵はムダになりましたが。


せっかく、治療を続けて何個も卵がちゃんと育ったのに、それを生理としてながしてしまうやるせなさはなかったな。。


今回は、そうならないように、クリニックが休みになる12月をさけて、前回のリセットから一回生理がきただけで、トライ。


私はひとりめを妊娠した時にDr.から、子宮が薄い。といわれたけれど、その後なんとか出産して、一度めの、前夫との不妊治療の時も、今の夫との不妊治療でも、やはり、子宮の厚みが足りない。といわれます。


受精卵は、優秀な卵でも、根をおろす子宮がフカフカとコンデションの良い子宮じゃないと、着床がむつかしいという。。着床しても、流れてしまうこともあるようで。

薬で子宮を厚くすることができるけど、限界があるそうで、ギリギリラインにまで厚くなってくれればよいけれど、今回もそこが心配なところです。


外国で暮らしている私は、日本のクリニックのDr.とは、薬の開始日、飲み方などをメールで指導してもらっています。

もらってきた、薬の袋に書いてある回数と錠数と、メールで指示された飲み方が、違うのは、治療の細かい進め方はDr.の判断で、その都度かわっていく。ということなのでしょうが、時々、不安にもなります。


外国は、患者はDr.に治療方針や、自分の意見、希望をハッキリと口にしてDr.も納得いくまで答える。なので、たかが風邪で、、?という時でもやたらと、診察が長く病院にいかなくてはいけない日は、薬も取りに行くことを含めると1日仕事になってしまい、よけい具合がわるくなる。(笑)


でも、日本人の私は日本で日本人のDr.になかなか、つっこんだ質問などができない。。

今はネットで、いろいろ調べることができるから、Dr.に聞けなかったことや、疑問など、ネットのお世話になることがしばしば。


前回のときは、移植後すぐに帰国してもよい。といわれ、移植の二日後に国にもどってきたけど、今回は、移植のあと、一週間は日本にいて、診察などにきてください。とのこと。。

何をするためですか?という、しごく普通の単純な質問ができず、わかりました。と帰りの飛行機をその日程で、とりました。

必要があるから、そういっているのだから、まぁ、そうしなきゃ。って感じ。。(^^;;


体温を下げないための注射をうつのかな?

内診をするのかな?

まったく、わからない。


息子がまだ、おなかに居着いてすぐのころ切迫流産での入院中、毎朝お尻に注射を打たれていたことを思い出す。

看護婦さんに、何のための注射ですか?と聞いたら、体温を一定に保つ為の注射。ということだった。

今回の移植後の治療は、その注射なのかな、、、?

一週間後の診察の時に、看護婦さんにきいてみよう。


私の平熱は、35・1とか2とか、とても低く、とても冷え性です。

秋口からは、冷える日には、指がしびれるほど。

とても寒い飛行機の機内と空港。

靴下の二枚、三枚ばきに、ヒートテックインナーで、日本に帰ります✈️

良質な卵子がほしい

私は前夫と婚姻関係があった時代、こどもが6歳の時にも、体外受精にトライしています。


その時は、成熟卵が4個採れて、うち二個が受精しました。それをそれぞれ移植しましたが妊娠にはいたりませんでした。


その時の卵の質は、二個ともあまり良いものではありませんでした。

それほど、悪くはないグレードではあるけれど、良いとはいえない。と培養しさんに言われました。グレードのランクなどは忘れてしまいましたが、いろいろな人のブログやネットのリサーチをしていて、グレードの良し悪しは、着床には大きく影響しない。ということらしい?と知りましたが、やっぱり個人的には、グレードは1番大切な要素だと思っています。


息子を妊娠した時、私の子宮はまだおわりかけの生理の残骸をはきだしているような状態で、子宮は妊娠に適した環境ではなかったはずです。

だから、まさか妊娠などするわけないと安心しきって風邪薬やら鎮痛剤、喫煙もしていました。


それでも、卵はしっかりと精子と結びついて、私のうすっぺらな子宮に根をおろしました。それは、やはり卵が若く生命力があったからではないかと、素人目には思えてならないのです。


昨年の夏、二個受精した卵の良いほうを移植する際に、胚の写真をみせられながら培養しさんが、このグレードならじゅうぶん着床できるレベルです。と嬉しいことを言ってくださいました。

それでも、フラグメントはあり、理想的な100点満点の卵ではありませんでした。


実は、こんなことを言うのは本当に恥ずかしくて愚かで、気がひけるのですが、移植をしてから国に戻ってきてから判定の日まで、性交をしないほうがのぞましい。ようなことを看護婦さんにいわれていたにもかかわらず、私と夫はしてしまいました。

今思うと、やれることを精一杯しなかった自分の愚かさにあきれます。


ネットなどをみて、着床の時期は、誰しも無自覚で、ふだんと同じ生活をしているものだ。むしろ普段通りに生活することがのぞましい。という医者が書いた文章などに納得し、ふだんとまったく変わらない生活をしていました。

私はほぼ、毎日泳ぎますが、冷えは大敵にも関わらず、日本とはちがって温度の低い冷たいプールで毎朝一時間泳いでいました。

これらのことが、着床の妨げになったかどうかはわかりませんが、国をまたいでお金や心労を払いながら、不妊治療をする者にあるまじき態度だった。と今は後悔しかありません。

そもそも、40代後半で無謀な挑戦をしようとしていることじたい、愚かだと言われてもしかたながないのに…。


今回、卵が育つかも、受精卵ができるかも、まだまだわかりません。

でも、もうあと数回しかチャンスはないことです。

精一杯の努力をして、後悔の残らない挑戦にしたいと思っています。


Dr.からすすめられて、日本では手に入るかどうかは知りませんが、あなたの国では普通に買えるから、飲むとよい。といわれたサプリメントと、漢方を飲み始めました。

鍼治療も予約しましたが、どれも短期間で

効果が期待できるとは思ってはいませんが、なんでもやっておけ!と自分に言い聞かせています(^^)

体外受精再挑戦

前夫と離婚し、今の夫と再婚した私は、無知で阿呆な発言をして夫を仰天させました。


私は自分のあまりに辛い妊娠、出産経験で、もう自分でこどもを生むのは、絶対むり。いや。なにより怖い!毎日毎日、おなかの赤ちゃんがいつ流れてしまうのか、出てきてしまうのか、と出血をみるたびに怯えて寝たきりの生活をするなんて、またウツになってしまう。今いるこの子にもまだまだ手がかかるというのに…。

だから、あなたとの赤ちゃんは、外国で代理母さんにうんでいただきたいと思います。

そう夫にいいました。


最初は、驚いていた夫でしたが、しだいに海外での代理母制度を調べはじめました。


ところが、代理母に出産をしてもらえるのは、子宮がない。などの出産が物理的に不可能な女性でなければいけない。ということがわかったのです。

代理母制度を容認するすべての国に確かめたわけではありませんが、アメリカのその筋のエキスパートDr.と面接の際にそう言われました。

そして。


あなたがうむしかない。

しかし、あなたの年齢での体外受精はほぼ、成功はしない。

よって、卵子を提起されてあなたが妊娠するという道が1番だ。


それが、Drから言われた最善にして、可能性がある道でした。

夫も、納得しました。

卵子提起をうけることがいい。といいました。


私は自分の卵子がまだ、わずかでも妊娠に可能性を残して体にあるのだから、自分の卵と夫のDNAで体外受精にトライしたい!といいましたが、夫の母国では45歳以上の体外受精はやってくれないのです。


昨年夏。

私達は日本の不妊治療クリニックで、一度目の体外受精日本トライしました。

結果は❌

その後の大切な一年をあることが理由で治療できず、今日まできてしまいました。


そして、2015年のこの夏、再度治療を再開。

クリニックの連休と私の卵の発育のタイミングが合わず採卵直前にキャンセル、リセット。

新鮮精子を届けるためだけに二泊という短い滞在で日本に来た夫は、頭をかかえて、日本のクリニックの制度はなんてことだ、、。と嘆きました。

計画的にするのが不妊治療なのに!と。

ここまで育てた何個もある卵をクリニックが連休だからはい、キャンセル。ってなんなんだ…。といつもは穏やかな夫がひどく感情をあらわに不快感を表しました。


ともかく、、。私の卵がうまいこと、Dr.の計画に沿わずにこうなってしまったのだから、今回はしかたない。と私もくやしさと悲しみでいっぱいでしたが、次回に望みをたくすよう気持ちを切り替えました。


国に戻りる日に生理がきました。

そして、現在、その次の生理のあとから、もらってきている薬を服用しはじめたところです。前回リセットになった時に、次回の治療をはじめたい時のために少しでも日本での滞在を短くするためプレマリンや鼻スプレーなど、受診の必要がないことを始めておくために薬などをもらってきてありました。


あと、三日で、日本に行きます。

そして、数週間の治療を再開します。

冷凍保存されている、夫の精子と私の卵が受精して、おなかに移植され国に戻れることを信じて、、、!